MUSICA 1月号にBcL評。ポリリズム肯定派のBcLへのとまどい。曰く、アイドルたる彼女らが最先端のものをやっているというギャップこそがPerfumeの凄さ。そこに新曲は至極普通のポップスである。というもの。 Perfumeに関して語られるときによく出てくるこのPerfumeのとらえ方。個人的には一つのとらえ方として理解できるけど、やっぱり相容れない考え方だなと思った。だってポリリズムのどこが最先端?ただのつまんねーハウスじゃん。ギャップ?曲として百歩譲ってまぁ先端であるとしよう。てことはアイドルたる彼女らは先端的でないとでも?そこに、アイドルという稼業をまさに「アーティスト」と区別して下に見てる構造があってほんとに不快。ギャップっていうなら、アイドル様がつまんねー凡百のハウスに乗せて歌ってやってるんだよ!そういうギャップならあると言い切るよ俺は!中田のつまんねートラックにそれでも魅力を与えているPerfumeの三人を軽視したこの考え方を認めるわけにはいかない。 BcLが良い曲だ!とは声高には言わないけども、中田が直訴して自分の考えを通してポリリズム間奏部分が採用されたというのが美談として語られる、中田の我が出ているアーティスト寄りのポリリズムと比較して、中田が第三者との競り合いをして妥協/協議をしたんだろうと思わせられる、職人的に曲作りに徹しているBcLの方が僕は聞きたいと思う。 だって僕は中田が好きなわけじゃなくてPerfumeが好きなんだもの。
同時に、ファンサイトとはあなたのようのような人が
やるべきなんだなぁとも思いました。